元請会社から「今回の現場はBuildeeで」と言われたけれど
どうしたらいい?
この記事は、これからBuildeeを使う協力会社の事務担当者に向けて
Buildeeで何ができて、料金は必要なのかを整理したものです
つかだ結論から書くと、協力会社の利用料は無料ですので
元請からBuildee仕様を依頼されても費用は発生しません!
Buildeeとは?
Buildee(ビルディー)は、株式会社リバスタが提供している建設現場向けのクラウドサービスです。
現場の作業間調整、労務安全書類(グリーンファイル)の作成・提出、作業員の入退場管理を、ブラウザ上でまとめて行えます。
運営会社は「株式会社リバスタ」
つかだよく似た名前で「バリスタ」と書かれている資料を見かけますが、誤りです。正しくはリバスタです。
どれくらい使われているのか
リバスタの発表によると、導入状況は以下のとおりす。
- 導入元請会社数 1,000社を突破(2026年8月末時点)
- 2024年6月末時点では500社。約2年で倍増
- 建設業完工高 上位100社のうち85社が利用
- 全国47都道府県で利用されている
2026年2月には、大林組が土木・建築の全現場でBuildeeに統一すると発表しています。
協力会社の立場では「取引先のどこかが必ず使っている」規模になってきました。
つかだグリーンサイトしか使っていなかった会社でも、元請が変わればBuildeeを求められます。
両方さわれる事務担当は、それだけで強いです!
Buildeeは「4つのサービス」の集まり

つかだBuildeeはひとつの機能ではなく、4つのサービスの総称です。
元請がどのサービスを現場導入しているかで、協力会社の操作内容も画面も変わります!
| サービス名 | 何をするものか | 協力会社の関わり |
|---|---|---|
| Buildee 労務安全 | 労務安全書類(グリーンファイル)の作成・提出 | 協力企業は主にこの操作がメイン 作業員名簿や再下請負通知書を作る |
| Buildee 調整会議 | 作業予定・実績、重機や揚重機の予定、安全巡視記録 | 日々の作業予定を入力する |
| Buildee 入退場管理 | 顔認証やカードでの入退場記録 | 作業員が現場で認証する |
| Buildee 進捗・歩掛 | 工種・場所ごとの計画と実績の比較 | 元請側の管理色が強い |
「Buildee労務安全」の画面

「Buildee調整会議」の画面

「Buildee入退場管理」の画面

協力会社が実際に触るのは、ほぼ「労務安全」
4つあると身構えてしまいますが、協力会社の事務担当がいちばん時間を使うのは「Buildee 労務安全」です。
グリーンサイトでいう安全書類まわりが、ここに当たります。
公式サイトに載っている労務安全の機能を並べるとこうなります。
- 会社情報・作業員情報の登録・管理
- 労務安全書類の作成・一元管理
- 上位会社による代行登録
- 保険加入状況のチェック
- 期限切れのチェック
- 元請独自帳票の利用
- AIによる書類情報の入力支援
- 変更箇所の差分表示
「期限切れのチェック」と「変更箇所の差分表示」は、実務でかなり効きます。
免許や健康診断の期限は、紙で回していると必ず見落とします。
差分表示は、再提出のときにどこを直したのか一目で分かる機能です。
【重要】協力会社の利用料は無料
協力会社の利用料は、4つのサービスすべてで無料です。
サブJVも無料、カスタマーサポートも無料と明記されています。
つかだただし、4つのサービスは元請会社がその現場に適用している必要があります(下表参照)
費用を負担するのは元請会社です。公開されている料金はこうなっています。
| サービス | 支店登録料(初回) | 基本利用料(月額) | 現場利用料(月額・現場ごと) |
|---|---|---|---|
| 労務安全 | 50,000円 | 30,000円 | 6,000円 |
| 調整会議 | 50,000円 | 30,000円 | 9,800円 |
| 入退場管理 | 50,000円 | 30,000円 | 2,000円 |
| 進捗・歩掛 | 50,000円 | 30,000円 | 8,000円 |

グリーンサイトとの違いはどこか
建設事務として両方を使っている立場から、違いが出るところを並べます。
| Buildee | グリーンサイト | |
|---|---|---|
| 運営会社 | 株式会社リバスタ | エムシーディースリー株式会社 |
| 協力会社の利用料 | 無料 | 有料 |
| 作業間調整の機能 | あり(調整会議) | あり(ワークサイト・別料金) |
| 入退場管理 | あり(オプション) | あり(通門管理機能) |
| CCUS連携 | 認定システム | 認定システム |
| 課金の考え方 | 元請が現場ごとに支払う | 元請・協力会社の双方が支払う |
つかだ「どっちも覚えないといけないの?」と聞かれますが、
提出する書類の中身は同じなので、画面の場所を覚え直すだけです!
BuildeeはCCUSの認定システム!就業履歴の連携可能!
ここは技能者の待遇に直結する部分なので、押さえておいてください。
BuildeeはCCUSの認定システムです。CCUSに「就業履歴情報」を送るのはもちろんのこと、「事業者・技能者情報」をCCUSから取得したり、「現場・契約情報」、「施工体制情報」を連携することができます
株式会社リバスタ「Buildee」公式サイト
つまりBuildeeで入退場を記録すれば、CCUSの就業履歴が自動で積み上がります。
技能者がCCUSの画面を触る必要はありません。
そして見落とされがちなのが、Buildeeの作業員名簿で「職長」を設定していないと、CCUSの職長・班長の経験日数が1日も貯まらないことです。レベル3・4に上がるには職長の経験日数が必要なので、ここは毎回確認してください。


協力会社が使い始めるまでの流れ
現場に入ることが決まると、元請(または上位の協力会社)から招待が届きます。
ここから自社のアカウントを作ります。
一度登録すれば次の現場でも使い回せます。
最初の1現場がいちばん大変で、2現場目からは一気に楽になります。
作業員名簿、再下請負通知書などを画面上で作成し、上位会社へ提出します。
紙で作っていたグリーンファイルが、そのまま画面に置き換わるイメージです。
上位会社が確認して承認すると提出済みになります。
差し戻された場合は、変更箇所の差分表示を見ながら直します。
よくあるつまずき
- 元請から「協力会社管理者」と「職長」のどちらで登録するか聞かれた
-
Buildeeには権限の種類があり、できることが違います。
書類を作るのは協力会社管理者、現場で作業予定を入れるのが職長、というのが基本の分け方です。
間違えると必要な画面が出てこないので、最初に確認してください。 - グリーンサイトの情報をそのまま持ってこられないか
-
2つは別の会社が運営する別のサービスなので、直接の引き継ぎ機能はありません。
作業員情報は登録し直すことになります。ただし一度入れてしまえば次の現場から使い回せるので、最初だけの作業です。 - 作業員が退職した/入社した
-
作業員情報の更新を忘れると、名簿が実態と合わなくなります。
CCUSの関連付けも切れるので、入退社のたびに手続きが必要です。 - 費用の請求が来ないか不安
-
協力会社の利用料は無料と公式に明記されています。サブJVもカスタマーサポートも無料です。
まとめ
- Buildeeは株式会社リバスタが提供する建設現場向けクラウドサービス
- 労務安全・調整会議・入退場管理・進捗歩掛の4サービスの総称。協力会社がよく触るのは労務安全
- 協力会社の利用料は無料。費用を負担するのは元請
- 元請の料金は支店登録料50,000円+基本利用料30,000円/月+現場利用料(労務安全6,000円/調整会議9,800円/入退場管理2,000円/進捗歩掛8,000円)
- 導入元請会社は1,000社を突破(2026年8月末時点)。完工高上位100社のうち85社が利用
- CCUSの認定システム。入退場記録がそのまま就業履歴になる
- 作業員名簿の「職長」設定を忘れると、CCUSの職長経験日数が貯まらない
つかだグリーンサイトとBuildee、どちらも使える事務担当は重宝されます。
画面が違うだけで、やっていることは同じと考えると気が楽になりますよ!
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Buildeeの具体的な操作手順は、それぞれ記事にしています。






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