グリーンサイトの通門管理機能とは?CCUS連携・認証方式・費用を建設事務が解説

「グリーンサイト」「グリーンサイトの通門管理機能とは? CCUS連携・認証・費用」と書かれたアイキャッチ画像。建設現場でタブレットを持った作業服の人物が笑顔で立ち、画面の横に「顔認証」「認証完了」の表示が出ているイラスト
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現場のゲートに置いてあるカードリーダー
「通門管理機能」は入場管理以外にも重要な役割があります!

CCUSの就業履歴、技能者のレベル、元請の経審加点。この3つはすべて、現場の入退場記録から始まっています。その入口にあたるのが通門管理機能です。

つかだ

「カードをかざすだけ」の裏側で何が起きているのかを、
料金と仕組みの両面から整理しました!

目次

グリーンサイトの通門管理機能とは? 現場の入退場を記録する仕組み

通門管理機能は、グリーンサイトの「オーナー基本サービス」に含まれている機能です。
公式サイトではこう説明されています。

「通門管理機能」で、現場の作業員の入退場履歴を記録。
現場にいる作業員の入退場記録や残留状況が簡単に把握できます。

建設サイト・シリーズ「グリーンサイト」

できることは大きく3つです。

  • 現場作業員の入退場履歴を管理する
  • 現場に入場している作業員の人数・内訳を確認する
  • 日次・月次の集計を行う

元請会社だけでなく、協力会社側でも現場ごとに作業員の入退場実績を確認したり、編集したりできます。

なぜ「通門」という名前なのか

見慣れない言葉ですが、門を通る=現場に出入りするという意味です。
紙の時代は、ゲートの横に置いた入退場記録簿に名前を書いていました。

その紙をそのままデータにしたものだと考えると分かりやすいです。

この通門管理機能が、CCUSと経審の起点になっています

つかだ

ここが本題です。通門管理機能は、単なる出面管理ではありません。

約款には、CCUSデータ連携サービスの説明としてこう書かれています。

「オーナー企業」が「通門管理機能」で収集した入退場情報を「建設キャリアアップシステム」に就業履歴情報として連携します。

エムシーディースリー「建設サイト・シリーズ」オーナー利用約款(2026年10月1日改定)

つまり通門管理機能で記録した入退場が、そのままCCUSの就業履歴になります。技能者本人がCCUSの画面を触る必要はありません。

就業履歴が貯めるメリット!

段階何が起きるか
① 現場で認証通門管理機能が入退場を記録する
② CCUSへ連携その日が就業履歴として蓄積される
③ 技能者側就業日数が貯まり、レベル判定の材料になる
④ 技能者の待遇レベルに応じた手当やポイントを出す元請がある
⑤ 元請側経営事項審査の加点要件を満たす

経審の加点は「直接入力によらない方法」での就業履歴の蓄積が要件です。
手入力では加点されません。カードリーダーなどで自動的に記録される仕組みが必要になります。

【重要】タッチしただけでは「職長の経験日数」は貯まりません

通門管理機能が記録するのは日付と入退場の時刻だけです。
「その日どんな立場で働いたか」の情報は事前設定が必要です。

レベル3・4に必要な職長・班長としての経験日数は、作業員名簿(施工体制技能者登録)の「立場」で決まります。

毎日タッチしていても、立場が空欄なら職長の日数は1日も貯まりません。

認証方法は3種類

何をかざすかで3つの方式に分かれます。
公式の「通門デバイス一覧」をもとに整理しました。

QRコードCCUSカード顔認証
何で認証するかグリーンサイトが作業員ごとに発行するQRコード(通門カード)建設キャリアアップカード作業員本人の顔
事前の準備QRコードを印刷して配るだけCCUSに技能者登録し、カードを発行しておく顔写真と作業員情報の登録
入場時QRコードをかざすカードをかざす顔をかざすだけ(持ち物なし)
導入費用の目安無料〜2万円程度/月入場者数✕入場日✕\102〜5万円程度/月

金額はいずれも公式サイトに掲載されている目安で、初期費用が別途必要な場合があります。
通門デバイスは提供企業と直接契約することになるので、見積もりは各社への問い合わせが必要です。

つかだ

何を重要視するかで、認証方法は変わります!

どれを選ぶかの考え方

とにかく早く始めたい → QRコード

準備がいちばん軽い方式です。グリーンサイトからQRコードを印刷して配るだけで実用できます。
CCUSカードを持っていない作業員がいても使え、網羅的な通門管理が可能です。

元請画面>「メニュー」>「入退場者管理」を選択

グリーンサイトの元請会社画面のメニュー。プロジェクト管理・確認する・出力する・検索する・通門管理の5列に項目が並び、通門管理の列にある「入退場者管理」が赤枠と矢印で示されている
通門カードの発行は「メニュー」>「入退場者管理」から。

QRコードを発行したい人を選択して、「通門カード出力」を選択

グリーンサイトの入退場者一覧画面。所属企業名・氏名・氏名カナで検索でき、区分としてゲスト・元請会社・協力会社を絞り込める。一覧から対象者にチェックを入れ、画面下部の「通門カード出力」ボタンを押す流れが赤枠と矢印で示されている
QRコードを発行したい人を選んで「通門カード出力」。

通門カードPDFが発行されるので、印刷して技能者に渡します

グリーンサイトから出力した通門カードのPDF。上部に「通門カード」の見出しと発行日、企業名と氏名の欄があり、左下に認証用のQRコードが印刷されている
出力された通門カード。印刷して技能者に渡す。
CCUSの就業履歴を本命にする → CCUSカード

カードがそのまま通門証になります。費用の目安は 入場者数✕\10✕1日 。
ただしCCUSカードを持っている技能者に限ります。

アプリ「建設キャリアアップカードリーダー for グリーンサイト」を使用すると、CCUSカードからグリーンサイトで入場管理し、CCUSへ入場履歴を渡せます。

なりすましを防ぎたい → 顔認証

現場にいる本人しか認証できないのが最大の特長です。カードの貸し借りや代理タッチが構造的にできません。
費用は高めですが、安全管理を重視する現場では選ばれています。

グリーンサイトやBuildeeなどと連携し、CCUSカードを持っていない作業員がいても使え、網羅的な通門管理が可能です。

つかだ

カードの置き忘れ・貸し借りが気になる現場は顔認証、
まず試したい現場はQRコード、という選び方が現実的です。

掲載されている製品は、エムシーディースリー自身が出している「スマートリーダー for グリーンサイト」(QR)と「建設キャリアアップカードリーダー for グリーンサイト」(CCUS)のほか、アート、キッズウェイ、ヨコハマシステムズ、NEC、リーセントテクノロジー、アクティオ、原田物産などが並んでいます。最新の一覧は公式でご確認ください。

建設サイト・シリーズ「通門デバイス一覧」

CCUSカードで運用するなら、運営元の純正アプリがあります

グリーンサイトを運営するエムシーディースリー自身が、「建設キャリアアップカードリーダー for グリーンサイト」というアプリを出しています。

アプリの利用料は無料です。用意するのはiPhoneまたはiPadだけ。
専用のゲート機器を買わなくても始められます。

iPhoneなら外付けリーダーが要りません

端末使い方外付けカードリーダー
iPhoneiPhone本体にCCUSカードをかざす不要
iPadアプリを入れ、外付けのカードリーダーにかざす必要(TOPPANエッジ「BNR01NF」またはサーランド・アイエヌイー「Dragon_BLE」)

Android端末では使えません。iPhoneかiPadのどちらかが必要です。

公式サイトには、iPhoneなら「機器の設置が難しい小規模現場や、工期中に現場の入口が移動する現場でも使える」と書かれています。端末を1台ポケットに入れて持ち歩ける、ということです。

つかだ

改修工事や小規模現場でゲートを固定できないときに効きます。
朝礼の場でiPhoneを回してタッチしてもらう、という運用もできます。

カードをかざした瞬間に、技能者IDの登録状況が見えます

この純正アプリには、地味ですが効く機能があります。

カードタッチ時に、アプリ画面で入退場状況とCCUS技能者IDの登録状況を表示できます。

前の章で書いたとおり、技能者IDがグリーンサイトの従業員情報に登録されていないと、CCUSへ連携されません。その場で気づけるのは大きいです。後日になって「1か月分まるごと連携されていなかった」という事態を防げます。

【重要】CCUSカード方式だけの例外があります

約款に、CCUSカードを使う場合の特例が書かれています。

建設キャリアアップカードを使って入退場情報を収集する「通門管理機能」をご利用になる場合には、「グリーンサイト」の従業員情報に登録されていない従業員の就業履歴情報を連携することが可能です。但し、ご利用出来る「作業所側端末」が限定されています。

エムシーディースリー「建設サイト・シリーズ」オーナー利用約款(2026年10月1日改定)

通常は、グリーンサイトの従業員情報に技能者IDを登録していないとCCUSへ連携されません。ところがCCUSカード方式なら、グリーンサイトに登録されていない作業員でも連携できます。

認証方式グリーンサイトに技能者IDが未登録の作業員
QRコード(通門カード)連携されない
CCUSカード連携できる(対象の端末に限る)

カード自体が技能者IDを持っているので、グリーンサイト側の登録を経由しなくても本人を特定できるという理屈です。

ただし「ご利用出来る作業所側端末が限定されています」という条件付きです。
どの端末が対象かは約款に書かれていないので、導入前にヘルプデスクへ確認してください。

つかだ

協力会社の登録漏れに強いのがCCUSカード方式です。
就業履歴の取りこぼしを減らしたい元請には、ここが決め手になるかもしれません。

なお、同じくエムシーディースリーが出している「スマートリーダー for グリーンサイト」はQRコード方式です。こちらもアプリ利用料は無料で、作業員の初期登録が不要、新規入場者の受入教育の実施日を記録できるという特徴があります。iPadまたはiPhoneで動きます。

どちらのアプリも、詳細と最新の対応機種は公式でご確認ください。
建設サイト・シリーズ「通門デバイス一覧」

グリーンサイト上での通門確認方法

端末を置いてカードをかざせば終わり、ではありません。
記録がちゃんと残っているかを、画面で見る習慣までがセットです!

つかだ

認証したつもりでされていない⋯
これが現場でいちばん起きます。気づくのは、だいたい後日です。

グリーンサイトで確認できる3つのこと

公式サイトには、通門管理機能でできることがこう書かれています。

現場作業員の入退場履歴を管理。現場に入場している作業員の人数・内訳の確認や、日次・月次集計を簡単に行えます。

建設サイト・シリーズ「グリーンサイト」
① 通門管理機能(元請会社向け)

建設サイト・シリーズトップページ「通門管理機能(元請会社向け)」を選択

建設サイト・シリーズのトップページ。グリーンサイト(元請会社向け)、グリーンサイト(協力会社向け)、ワークサイト、通門管理機能(元請会社向け)、スキルマップサイトのアイコンが並び、「通門管理機能(元請会社向け)」が赤枠で示されている
通門管理機能は、建設サイト・シリーズのトップから独立したメニューで入る。

リアルタイムの入退場状況が確認できます

グリーンサイトの現在入退場状況画面(企業別一覧タブ)。右上に入場者4名・退場者1名・残留者3名・新規4名の集計が表示され、下に一次企業名ごとの入場者・退場者・残留者の人数が一覧になっている。最終更新日時も表示されている
入場者・退場者・残留者・新規の人数がリアルタイムで並ぶ。
グリーンサイトの現在入退場状況画面(現在入退場者タブ)。一次企業名・雇用企業名・氏名・職種・年齢・性別・新規入場者・入場時刻・退場時刻が作業員ごとに一覧表示されている。画面下部に「データ出力」ボタンがある
作業員ごとの入場時刻・退場時刻まで一覧で見える。

「データ出力」から、CSVを出力もできます

「データ出力」で書き出したCSVをExcelで開いた画面。一次企業名・企業名称・職種名称・従業員名・性別・年齢・入場時刻・退場時刻・新規入場日の列が並んでいる
CSVで出力できるので、出面の集計や他システムへの取り込みに使える。

元請画面の「メニュー」から>「現在入場状況」からでも同じ画面へ遷移できます

グリーンサイトの元請会社画面のメニュー。通門管理の列にある「現在入退場状況」が赤枠と矢印で示されている
「メニュー」>「現在入退場状況」からでも同じ画面に行ける。
② いま現場にいる人数と内訳

リアルタイムで、現在何人が現場にいるかが分かります。クリックで会社別・職種別の内訳も確認できます。

①の通門管理機能(元請会社向け)よりシンプルな形で確認できます

元請画面「メニュー」>「現在情報 集計表示」を選択

人数だけを手早く見たいときは「現在情報 集計表示」。

現在の入退場情報が確認できます

グリーンサイトの現在情報 集計表示画面。元請会社と協力会社に分けて、それぞれ入場者数・退場者数・残留者数が表示されている。上部に「入退場データの反映にしばらく時間がかかることがあります。」という注記がある
元請会社と協力会社に分けて、入場・退場・残留の人数だけが並ぶシンプルな画面。
③日次・月次の集計

出面の集計がそのまま出てきます。
紙の入退場記録簿を数えていた作業がなくなる部分です。

元請画面「メニュー」>「日次 企業集計表示」「月次 企業集計表示」を選択

グリーンサイトの元請会社画面のメニュー。通門管理の列にある「日次 企業集計表示」と「月次 企業集計表示」が赤枠と矢印で示されている
集計は「日次 企業集計表示」「月次 企業集計表示」から。
グリーンサイトの月次 企業集計表示画面(一次企業主体)。集計月を指定して検索すると、一次企業名・次数・所属企業名・工事内容ごとに、日付別の人数が横に並ぶ表が表示される。画面下部に「月次詳細表示」「帳票出力」のボタンがある
日付ごとの人数が横に並ぶ。出面の集計がそのまま出てくる。

「残留状況」は安全管理でそのまま使えます

上記のうち、実務でいちばん効くのが残留状況です。

地震や火災が起きたとき、いま現場に何人いるのかが即座に分かります。安否確認の初動が、紙の名簿を探すところから始まらずに済みます。

日常的には退場の打ち忘れを見つけるのに使います。
夜になっても残留人数がゼロにならない場合、本当に残っているのか、打ち忘れなのかを確認することになります。

つかだ

終業後に残留が残っていたら、まず電話で安否確認です。
打ち忘れだと分かってから記録を直します。
退場のタッチは忘れられがちですよね⋯。

(CCUS連携現場の場合)CCUS側にも届いているかを突き合わせる

ここが見落とされがちです。
グリーンサイトに記録が残っていても、必ずしもCCUSへ連携されているとは限りません。

約款には、連携の条件がこう書かれています。

就業履歴情報連携の対象は「建設キャリアアップシステム」の技能者IDが従業員情報に登録されている従業員となります。尚、従業員情報に登録された技能者IDが建設キャリアアップシステムでの登録と一致しなかった場合には、情報連携をすることが出来ません。

エムシーディースリー「建設サイト・シリーズ」オーナー利用約款(2026年10月1日改定)

月に一度でいいので、CCUS側の就業日数と突き合わせてみてください。
技能者本人の画面なら「310_閲覧」>「10_技能者情報」から就業日数を見られます。
グリーンサイトの集計と数が合っていれば、連携は生きています。

いつ確認すればいいか

毎日見る必要はありません。区切りで見るのが現実的です。

STEP
新規入場者が入った日

その人の記録が残っているかを、その日のうちに確認します。認証がうまくいかない原因は初日に出ます。

STEP
終業後

残留がゼロになっているかを見ます。残っていれば安否確認、または打ち忘れの補正です。

STEP
月末

月次集計と出面を突き合わせます。ここでずれていれば、どこかの日に認証漏れがあります。

STEP
レベル判定を申請する前

CCUS側の就業日数を必ず見てください。グリーンサイトに記録があっても、連携されていなければ日数はゼロのままです。

新規入場者の初日だけは、その場で確認する価値があります。カードが読めない、技能者IDが未登録、といった問題はたいてい初日に表に出ます。後日まとめて直すより、はるかに手間が少なくて済みます。

料金はいくらかかる?

通門管理機能そのものは、オーナー基本サービスに含まれています。
機能を使うために追加料金を払う、という構造ではありません。

ただし機材と通信は元請の自前です。約款に明記されています。

「オーナー企業」は通門データ読取専用作業所側端末(以下「作業所側端末」といいます。)を自らの責任と費用で準備していただきます。

エムシーディースリー「建設サイト・シリーズ」オーナー利用約款(2026年10月1日改定)

さらに、利用料金に含まれない費用として次のものが挙げられています。

  • 通門管理用のカード配布等の作業
  • 作業所側端末の調達費用
  • インターネット接続料金、通信費、ならびに電気料金

現場のゲートに端末を置いて、電源とネット回線を引く。ここは元請が自分で手配します。「グリーンサイトを契約すれば明日から入退場管理ができる」わけではない、ということです。

【元請会社】CCUS連携を行うなら、システム利用料金がかかります

入退場を記録するだけなら基本サービスの範囲です。ただしCCUSへ連携するには、別のサービスの契約が必要です。

時期CCUS連携の扱い料金
〜2027年3月31日オーナープライムサービスに含まれる(4メニュー一括)4,000円〜2,000円/PJ・月(コースによる)
2027年4月1日〜CCUSデータ連携サービスとして個別契約3,000円/PJ・月

2027年4月からは、CCUS連携だけを選んで契約できるようになります。
ワークサイトやスキルマップサイトを使っていない元請にとっては、むしろ安くなる改定です。

【要注意】ライトプランでは通門管理機能が使えません

2027年4月から新設される5プロジェクト限定・月額25,000円の「ライトプラン」には、明確な制約があります。

「ライトプラン」をご利用の場合、「通門管理機能」およびデータ分析サービス「cacicar for 建設」はご利用いただけません。また、「データバックアップサービス」を除き、「オーナーオプションサービス」をお申し込みいただくことはできません。

エムシーディースリー「建設サイト・シリーズ」オーナー利用約款(2026年10月1日改定)

通門管理機能そのものが使えず、CCUSデータ連携サービスも申し込めません。入退場の記録も、CCUSへの連携も、どちらもできないということです。

経審のCCUS加点を取りにいく元請は、ライトプランを選べません。現場数が少ないから、という理由だけで決める前に確認してください。

グリーンサイトの通門管理で協力会社の立場が気をつけること

通門管理機能を導入するかどうかは元請の判断ですが、協力会社側にも準備が必要です。

CCUSカード方式なら、作業員のカードの用意が必要です

CCUSに技能者登録していない作業員は認証できません。
現場が決まってから登録すると間に合わないことがあるので、早めに確認してください。

技能者IDの登録が必要

約款には「就業履歴情報連携の対象は、CCUSの技能者IDが従業員情報に登録されている従業員となります」と書かれています。グリーンサイトの従業員情報に技能者IDを入れていないと、タッチしてもCCUSへ連携されません。

技能者IDが一致しないと連携されない

「従業員情報に登録された技能者IDがCCUSでの登録と一致しなかった場合には、情報連携をすることが出来ません」とも明記されています。桁の打ち間違いが、そのまま履歴の抜けになります。

退職・入社のたびに関連付けの確認を

技能者と事業者の関連付けが切れていると、就業履歴が正しく蓄積されません。

グリーンサイトの従業員情報に技能者IDを正しく入れる。協力会社の事務担当がやるべきことは、突きつめればこれです。ここが抜けていると、作業員が毎日タッチしても履歴はゼロのままです。

Buildeeの入退場管理との違い

同じ入退場管理として、Buildeeの「入退場管理」があります。
元請がどちらを契約しているかで、現場の運用が変わります。

グリーンサイト 通門管理機能Buildee 入退場管理
運営会社エムシーディースリー株式会社リバスタ
契約のかたち基本サービスに含まれる調整会議または労務安全のオプション
元請の料金機能は追加料金なし(機材は自前)現場利用料 2,000円/現場・月
協力会社の料金グリーンサイトの利用料に含まれる無料
CCUS連携別途CCUSデータ連携サービスが必要認定システムとして対応

どちらが優れているという話ではありません。やっていること自体はよく似ているので、片方を覚えればもう片方も迷いません。

まとめ

  • 通門管理機能はグリーンサイトの基本サービスに含まれる入退場記録の機能
  • 記録した入退場が、CCUSの就業履歴としてそのまま連携される(連携には別途CCUSデータ連携サービスが必要)
  • 経審の加点は「直接入力によらない方法」が要件。手入力では加点されない
  • タッチだけでは職長・班長の経験日数は貯まらない。立場は作業員名簿で決まる
  • 認証方式はQRコード・CCUSカード・顔認証の3種類。費用の目安は月額無料〜5万円程度
  • 端末・通信・電気代は元請の自前。約款に明記されている
  • 2027年4月のライトプランでは通門管理機能が使えない
  • 協力会社は従業員情報に技能者IDを正しく登録しないと、タッチしても履歴が連携されない
つかだ

ゲートのカードリーダーは、ただの出面管理の道具ではありません。
技能者のレベルと、会社の経審の点数につながっています。

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出典:建設サイト・シリーズ「グリーンサイト」/同「通門デバイス一覧」/エムシーディースリー「建設サイト・シリーズ」オーナー利用約款(2026年10月1日改定)
※料金・機能・対応機器は変更される場合があります。導入前には必ず公式サイトと最新の約款をご確認ください。金額はすべて税抜です。通門デバイスの価格・仕様は提供企業へのお問い合わせが必要です。

入退場の記録と並んで元請の義務になっている「協議組織」と「作業間の連絡及び調整」も、同じ労働安全衛生法第30条第1項が根拠です。

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