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CAD自動化

このカテゴリでは、PythonでCADの作図を自動化する方法を扱っています。取り上げているのは「JupyterCAD」と「ezdxf」の2本柱です。

どちらも「マウスで描くのではなくコードで定義する」という考え方は同じですが、向いている場面が違います。

JupyterCADezdxf
動作環境JupyterLab上(3Dビューア内蔵)Pythonスクリプト単体
出力形式独自形式(.jcad)DXF(AutoCAD互換)
向いている場面その場で3D形状を確認しながら試したいAutoCADなど既存のCAD環境に図面を直接渡したい

JupyterCAD:読む順番

#0 → #1 の順がおすすめです。
まず#0 日本語化の方法で環境を整え、次に#1 作図の基本で直方体・円柱・球・円錐・トーラスの描き方とパラメータの指定方法を覚える流れです。

JupyterCADは日本語の情報がまだ少なく、公式ドキュメントも英語が中心です。実際に触ってみて分かったできること・できないことも正直に書いているので、導入を検討する際の判断材料にしてください。既存CADとの互換性など、業務で使う前に知っておきたい制約もあります。

ezdxf:読む順番

ezdxfは、AutoCAD互換のDXFファイルをPythonで直接書き出せるオープンソースライブラリです。座標や寸法をコードで定義できるので、規格の異なる構造物を同じロジックで量産したり、Excelの数値をそのまま図面に変換したりといった自動化が可能になります。

#1 → #2 → #3 → #4 の順がおすすめです。
#1 導入編でインストールと最短5行での作図・setup機能を、#2 図形・属性編で図形描画・レイヤー・日本語フォント・ハッチングを、#3 寸法線編で直線・半径・角度・弧長の寸法線を、#4 実践・DXF読込編でU型トラフの規格別自動作図と、DXFを読み込んでpandasでExcelに書き出す方法をそれぞれ解説しています。

ezdxfはバージョンによってAPIの書き方が変わっている部分があります(例:文字の配置指定など)。記事内では実際に動作確認した最新の書き方で解説しています。

応用編として、ezdxfで2つのDXFの差分を自動で色分け判定するロジックも書いています。図面の変更箇所を見える化する!DXF差分比較ツールを作ってみました【ezdxf】