日本語化の設定が無かったので”JupyterCADの日本語化パッチ”を作成しました!
お試しください!
JupyterCADのご紹介記事をまとめる予定でしたが、本記事では前準備として日本語化の取りまとめを行いました。
JupyterCADはJupyterLabで動くブラウザベースの3DCADツールです。
PythonでおなじみのNotebook環境にそのまま同居できるのが最大の特徴で、形状のパラメータをコードで管理したり、チームで同じ図面を同時編集したりできます。
Jupyterからコードで作図しました!作図方法は次回の作図解説記事でご紹介します!

導入はJupyterCADをpip installでOK!もちろん無料です!
つかだ「使いやすいか?」と言われるとFreeCADという上位存在があります😅CADとしてもあまり成立していません。
他のCAD系ライブラリと互換性の高さや、3Dプリンタ拡張子との相性が評価ポイントです!(ニッチすぎる…🧐)
こちらもコードで作図しています!


JupyterCADに日本語化機能はない
JupyterCADライブラリをpipインストール
JupyterDesktopを起動したら、内蔵ターミナルで以下を実行します。
!pip install jupytercad
Jupyterを再起動するとJupyterCADが使用可能になります
再起動するとランチャーに「CAD File」が追加されています。


2.JupyterCADを日本語化する
Jupyterが日本語化されていない場合、Jupyter全体を日本語化する(設定済の方・不要の方はスキップください)
Jupyter日本語化パッチをインストールする
Jupyterシステムの日本語化パッチをインストールする
Jupyterが日本語化されていない場合、Jupyter全体を日本語化します。
(システム日本語設定済の方・不要の方はスキップください)
!pip install jupyterlab-language-pack-ja-JP
Setting > Language > Japanese(Japan) – 日本語(日本)を選択


システムの日本語対応ができました。


JupyterCAD内はまだ英語で表記されています
Jupyterは日本化されましたが、JupyterCADには公式の日本語化機能がありません。
JavaScriptパッチ(custom.js)を自動参照させてUIを日本語化します。




2つのJupyterCAD日本語化プログラムを配置する
以下のプログラムを指定フォルダに格納します。
JupyterCADのUI要素が描画されるたびに翻訳辞書(JC_JA)を参照して英語→日本語に置換します。
| ファイル | 機能 | 配置場所(ユーザーフォルダ内) |
|---|---|---|
| custom.js | 翻訳辞書+パッチ本体 | .jupyter\custom\ |
| 00_jupytercad_ja.py | カーネル起動時に custom.jsを自動実行 | .ipython\profile_default\startup\ |
配置後
Jupyterを再起動 → JupyterCAD.jcad ファイルを開く → UIが日本語になれば成功です!
配置場所フォルダの場所がわからない場合
Windowsの場合、どちらも「ユーザーフォルダ」の中にあります。
エクスプローラーのアドレスバーに以下を貼り付けてEnterで開けます:
.jupyter\custom\→%USERPROFILE%\.jupyter\custom\.ipython\profile_default\startup\→%USERPROFILE%\.ipython\profile_default\startup\
フォルダが存在しない場合は新規作成してください。
手動実行する場合は.ipybkに下記セルを追加(必須ではありません)
# JupyterCAD 日本語パッチを適用
from pathlib import Path
from IPython.display import display, Javascript
js_path = Path.home() / ".jupyter" / "custom" / "custom.js"
if js_path.exists():
display(Javascript(js_path.read_text(encoding="utf-8")))
print("日本語パッチ適用済み")
else:
print(f"custom.js が見つかりません: {js_path}")


JupyterCADの日本語化が完了しました




エラーメッセージも対応しています。





JupyterCADの英日翻訳の辞書作りは手作業で行っています。まだ発見していないエラーメッセージなど未反映ですので、随時更新を行って行きます。
不足点がありましたらお知らせいただけると幸いです!
既知の制限
JupyterCADのバージョンアップでUI文言が変わると翻訳が効かなくなる場合が想定されます
まとめ
JupyterCADは独自のUIを持ち、他のCADは使い慣れていても英語から挙動が想定しにくい箇所もあります。
公式ドキュメントもかなりザックリしたもので、言語が違うと使用を諦めてしまいそうになります。
JupyterCADの具体的な使用方法は次回からご紹介致します。
使用方法のご紹介のためにもUI日本語化を先行してご紹介させて頂きました!



プログラムとCADの融合は私の研究分野の1つです!
「ブラック設計時代にもっと効率的な作図ができれば…!」という私の執念の結晶😅ですので、同じ思いの設計者へ向けてどんどん情報発信していきたいと思います!



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