その「健康保険証」!ただの青いカードです!💳️
建設に関わる人間は作業員名簿に「健康保険」「雇用証明」の写しを提出しており、
この双方に使用可能な書類として『健康保険証』が長らく有効でした。
しかし健康保険証失効に伴い、現在では他の書類を添付する必要があります。
本ページではそれぞれ代替となる書類について下記にご紹介致します。
なお、これらの書類の失効放置は法令違反・契約違反・行政指導の対象となり得ます。
健康保険未加入などのトラブル発覚の場合、現場代理人の責務を問われる可能性があります。
作業員名簿の「健康保険」「雇用証明」の大前提
【重要な大前提】マイナンバーカードのアップロードは絶対ダメ!

マイナンバーカード本体の写しは
安全書類に絶対に添付しないでください。
いかにも身分証ぽいですが何の証明にもならない上に、
不特定多数へ個人番号が流出する結果になります。
あえて強い書き方をすれば自分や他者の人生にリスクを与える行動、訴訟問題になり得ます。
添付書類の内訳は確認推奨
作業員名簿の健康保険法等の加入状況の記載は法的に定められています。
現場代理人は確認の責務を果たすため、各種証書の写しの提出を求めます。
何が「有効な書類か」は法的な規定はなく、各社が確認書類を決めていますので、
上位企業へ添付書類の内訳を確認することを推奨致します。
建設業界はCCUSをの活用を推進したい、が…
国土交通省は健康保険証の失効に際し、このような示達をしております。
このお役所の号令を要約すると、以下の様になります。
・上位企業はCCUS加入作業員はCCUSで確認
・未加入者は別の手段(添付・紙など)で確認
この示達通りだと、CCUS対応の現場であれば作業員は、
「健康保険・雇用証明はCCUS見てください」で良いはずなのですが、
現場レベルにおいてはCCUSはまだ通門システム程度しか浸透しておらず、
証明書類を別途提出を求められたりするのが現状です。

CCUSにより作業員名簿の一元化される未来が訪れるかもしれませんが、
現状はどちらもわかりやすく管理しておくのがベストですね。
『健康保険加入の証明』として使える代表的な書類
主な健康保険加入の証明一覧
| マイナ保険証設定済 | マイナ保険証未設定 | |
| × | × | |
| 資格確認書 (黄色カード) | × | ○ |
| 資格情報のお知らせ | ○ | ○ |
| 医療保険の資格情報 (マイナポータルPDF) | ○ | × |
※上位企業・現場の管理者により有効な書類が異なる場合がありますので、直接確認を推奨致します。

マイナ保険証登録済の人はマイナPDFデータを事前に取得しておくか、『資格情報のお知らせ』をスキャンしておくと、必要なときにすぐ対応できます!
資格確認書(マイナ保険証未登録者のみ)

マイナ保険証未登録に配布されます。
青い「健康保険証」と異なり、事業所名が記載されていない場合「雇用の証明」としては使用できません。
資格情報のお知らせ

マイナ保険の登録有無にかかわらず、健康保険非保険者に2024/12月から順次配布されています。
封筒の外観が年に数回届く「医療費のお知らせ」とほぼ同じであり、捨ててしまう人が多いです。
再発行も可能です、手続きについてはこちら。
「資格情報のお知らせ」についてはこちらが分かりやすいです。
医療保険の資格情報(マイナポータルPDF)

マイナポータルから『医療保険の資格情報』のPDFを発行できます。発行方法は動画を参照ください。
PC・スマートフォンでの発行が可能ですが、どちらも4桁のパスワードが必要です。
また、PCでの発行にはICカードリーダー・Webブラウザにマイナポータルの拡張機能が必要、
スマートフォンにはマイナポータルアプリが必要です。
少人数の企業や一人親方の企業の場合、そこまでの準備や情報が揃っていないケースが多いです。全員紙一枚で済む「資格情報のお知らせ」で統一が管理しやすいかと思っています。
『直接的かつ恒常的雇用関係』として使える代表的な書類
| オススメ度 | |
| ×原則不可です | |
| 監理技術者資格者証 (ほか社名のわかる資格証) | ◎ |
| 住民税特別徴収税額通知書 | △ |
| 健康保険・厚生年金 被保険者標準報酬決定通知書 | ○ |
| 会社の発行した雇用証明書 | ○ |
監理技術者

『監理技術者証』を所有している方は、こちらですぐ解決します。やはりカード状のものは携帯性に優れていますね。
雇用の証明として監理技術者証が不可の企業も確認しておりますので、その際は以下の手段でご対応ください。
住民税特別徴収税額通知書
見本はこちらから。
再発行にはお住まいの役場で再発行を依頼する必要があります。
工事に関わる人で”平日役場に行きやすい人”というのはあまり想定し辛いことから、
おすすめ度は低めに設定しています。
標準報酬決定通知書(健康保険・厚生年金被保険者標準報酬決定通知書)
見本はこちらから。
会社の人事担当部署が管理していると思われます。
会社で発行出来るので、急遽提出を求められてもある程度対応しやすいです。
雇用証明書
こちらも会社で発行出来るものですが、私の会社では発行に複雑な手続きを要しました。
お務めの会社によってこの点は異なると思います。

『監理技術者証』があればまず安心ですが、資格を満たさない方や監理技術者証が不可現場の場合のため、別の手段でもご対応出来るようにするのがベストです!
まとめ
2025/12/2に健康保険証失効となりましたが、まだまだ各社対応はバラバラの印象です。
グリーンサイトなどのweb安全書類も、上位企業とコミュニケーションを取ったり、
複数の証明証明手段をアップしておくのが良いと思います。
また、今回ご紹介した内容は、そのままCCUSの保険情報も同様になります。
余裕があれば(ではダメなんですが…)CCUSの更新も挑戦してみてください。

保険証失効・各社の揃わない対応・あんまり普及してないCCUS。
時勢や法律に振り回されるのが工事業の常ですが、役立つ情報を順次共有させて頂きます!



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